海外特派員リポート

米国も2%物価上昇できず苦悩のFRBどうするの?

中井正裕・北米総局特派員(ワシントン)
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金融政策について語るFRBのパウエル議長=米ワシントンで6月19日、AP
金融政策について語るFRBのパウエル議長=米ワシントンで6月19日、AP

 米連邦準備制度理事会(FRB)は6月4~5日、2008年の金融危機以降の金融政策の枠組みを検証する討論会をシカゴ連邦準備銀行で開いた。FRBが1年間かけて行う外部有識者を交えた政策枠組みの検証の一環で、年内にも検証結果を公表する見通し。検証の焦点は、FRBが12年に導入した「年率2%の物価上昇目標」の実現手法の見直しとみられている。

 「もはや『非伝統的』という表現はやめる時だ。次の景気後退期にそのような政策が必要になる可能性は高い…

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中井正裕

北米総局特派員(ワシントン)

1975年京都府生まれ。立命館大学法学部卒。2000年毎日新聞入社。岐阜支局、中部報道センターを経て、09年から経済部で電力改革、貿易交渉、日銀などを取材。政治部にも在籍し、首相官邸、自民党などを担当した。18年10月から現職。