クルマ最新事情

「数年で電池が劣化」EVが抱える"深い悩み"

川口雅浩・毎日新聞経済プレミア編集長
  • 文字
  • 印刷
最新の日産リーフをテストし、EVの実力が明らかになった=東京・竹橋の毎日新聞社で、川口雅浩撮影
最新の日産リーフをテストし、EVの実力が明らかになった=東京・竹橋の毎日新聞社で、川口雅浩撮影

EVで「東名-箱根」試走(4)

 航続距離、充電時間と並び、電気自動車(EV)の課題はリチウムイオン電池の劣化だろう。2010年12月に発売した日産自動車の初代「リーフ」の場合、新車時の航続距離は200キロだった。だが、数年の使用で電池が劣化し、航続距離が短くなるケースが多い。

 静岡県内の50代の会社経営の男性は一昨年、6年間乗った初代リーフを手放した。「航続距離がフル充電でも80~90キロくらいに低下し、実用に支障をきたすようになった」という。

 男性はEVの加速や静粛性を気に入っていたが、「航続距離が短くなったため、高速道路を走るとハラハラし…

この記事は有料記事です。

残り1086文字(全文1360文字)

   

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら

川口雅浩

毎日新聞経済プレミア編集長

1964年生まれ。上智大ドイツ文学科卒。毎日新聞経済部で財務、経済産業、国土交通など中央官庁や日銀、金融業界、財界などを幅広く取材。共著に「破綻 北海道が凍てついた日々」(毎日新聞社)、「日本の技術は世界一」(新潮文庫)など。財政・金融のほか、原発や再生可能エネルギーなど環境エネルギー政策がライフワーク。19年5月から経済プレミア編集部