経済記者「一線リポート」

「次なる危機」に備えられるか大阪のG20サミット

清水憲司・毎日新聞経済部記者(前ワシントン特派員)
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日本記者クラブで講演する浅川雅嗣財務官(左)=東京都千代田区で6月21日、清水憲司撮影
日本記者クラブで講演する浅川雅嗣財務官(左)=東京都千代田区で6月21日、清水憲司撮影

 大阪市で6月28、29日に主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開催される。2008年のリーマン・ショックを受け世界が直面した大不況に対処するため生まれたG20サミットはその後、大きく変容し、米中対立のはざまで機能低下も指摘される。政策当局者としてG20に関わってきた浅川雅嗣財務官が訴えるのは、次なる危機に備え「G20がいつでも政策協調できる体制」を維持する重要性だ。

 G20サミットが初めて開催されたのは08年11月、米首都ワシントン。2カ月前にリーマン・ブラザーズ…

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清水憲司

毎日新聞経済部記者(前ワシントン特派員)

 1975年、宮城県生まれ。高校時代まで長野県で過ごし、東京大学文学部を卒業後、99年毎日新聞社に入社。前橋支局を経て、東京経済部で流通・商社、金融庁、財務省、日銀、エネルギー・東京電力などを担当した。2014~18年には北米総局(ワシントン)で、米国経済や企業動向のほか、通商問題などオバマ、トランプ両政権の経済政策を取材した。