マンション・住宅最前線

路線価は4年連続上昇「東京五輪後に下落」説を考える

櫻井幸雄・住宅ジャーナリスト
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 7月1日に発表された2019年の路線価は、「全国的な地価上昇」を認めた。都道府県庁所在地のうち33都市で最高路線価が上昇し、基準宅地の評価基準額の全国平均も4年連続で上昇。宅地に関しては、上昇しているだけでなく、上昇率が拡大していることも認められた。

外れた「マンション暴落説」

 4年前は、東京五輪開催が13年に決まったことをきっかけにした、不動産価格の上昇が顕著になった時期。「マンション価格は暴落する」と言われ始めた時期だ。

 その後、地価もマンション価格も上がり続けた。経済の予測で、これほど大きく、そして長期間ハズレ続けた…

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櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。