経済記者「一線リポート」

株主総会で際立った「攻勢のトヨタと危機の日産」

小倉祥徳・毎日新聞中国総局(北京)特派員
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株主総会に臨む日産自動車の西川広人社長=日産提供
株主総会に臨む日産自動車の西川広人社長=日産提供

 トヨタ自動車と日産自動車の株主総会が終わった。社長就任から10年を経て求心力を強めるトヨタの豊田章男社長に対し、日産の西川広人社長は、株主から退任を求める声が出た。日本を代表する大手自動車メーカーの両トップの明暗が分かれた。

 「未来に向けてトヨタのフルモデルチェンジに取り組む」「将来のモビリティー(移動)社会を株主の皆さまと築き上げたい」――。6月13日、愛知県豊田市の本社で開かれた株主総会で豊田氏は、激化する次世代自動車・サービス競争での「生き残り」に向けた決意を力強く語った。

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小倉祥徳

毎日新聞中国総局(北京)特派員

東京都生まれ。2001年入社。秋田支局を経て06年から東京経済部で財務省、内閣府、経済産業省、国土交通省、日銀、証券、エネルギー業界などを担当。17~19年には中部本社でトヨタ自動車などを取材した。東京経済部、外信部を経て20年10月から経済担当の中国総局(北京)特派員。