藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」

オーストラリア首都キャンベラへ乾燥した大地を行く

藻谷浩介・地域エコノミスト
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キャンベラ市街の丘の上にある豪州の国会議事堂(写真は筆者撮影)
キャンベラ市街の丘の上にある豪州の国会議事堂(写真は筆者撮影)

カナダ・オタワと豪キャンベラ編(3)

 欧米ではないが、社会の成り立ちは欧米以上に欧米的な、オーストラリアとカナダ。両者とも英国の植民地からスタートした先進民主主義国で、天然資源豊富で、日本との経済関係も深い。国内2大都市の綱引きの結果、その中間に首都がおかれているのも共通である。今回から2回にわたりオーストラリアを書くが、首都キャンベラの名前は、カナダのオタワ以上に出てこない。外交官でもない限りめったに行く機会のない町で考えた、豪州という国の建て付け。

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藻谷浩介

地域エコノミスト

1964年山口県生まれ。平成大合併前の約3200市町村のすべて、海外105カ国を私費で訪問し、地域特性を多面的に把握する。2000年ごろから地域振興や人口問題に関して精力的に研究、執筆、講演を行う。著書に「デフレの正体」「里山資本主義」ほか多数。国内の鉄道(鉄軌道)全線を完乗した鉄道マニアでもある。