経済記者「一線リポート」

IWC脱退「31年ぶり再開」商業捕鯨は成り立つか?

土屋渓・毎日新聞経済部記者
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商業捕鯨が再開し、小型捕鯨船に乗せられたミンククジラ=北海道釧路市で7月1日、貝塚太一撮影
商業捕鯨が再開し、小型捕鯨船に乗せられたミンククジラ=北海道釧路市で7月1日、貝塚太一撮影

 日本の商業捕鯨が7月1日、31年ぶりに再開された。北海道の釧路港と、山口県の下関港から捕鯨船が出航し、釧路港ではミンククジラ2頭が水揚げされた。漁業関係者や一部の政治家は捕鯨復活を訴えるが、消費者の関心は低い。補助金頼みの体質から抜け出し、商業捕鯨を長期的に続けられるのか。関係者にとっては、期待とともに不安の大きい船出となった。

 国際捕鯨委員会(IWC)は1982年、資源の枯渇が懸念されるとして、商業捕鯨の一時停止を採択。日本は88年に商業捕鯨から撤退し、北西太平洋と南極海でクジラの生態を調べる調査捕鯨に切り替えた。

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土屋渓

毎日新聞経済部記者

 1977年、ドバイ生まれ。2002年早稲田大法学部卒、毎日新聞社入社。水戸 支局、東京本社学芸部などを経て14年から経済部。証券業界、日銀を担当。16~17年 は大阪本社経済部で電機メーカーなどを取材。18年に東京経済部に戻り、経産省など を担当。20年4月から製造業、商社・流通、重工業、財界などを取材するグループの キャップ。