海外特派員リポート

「ファーウェイ禁輸解除?」トランプ発言に揺れたG20

赤間清広・毎日新聞経済部記者
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G20の国際メディアセンターには各国から記者が集結した=大阪市で6月27日、赤間清広撮影
G20の国際メディアセンターには各国から記者が集結した=大阪市で6月27日、赤間清広撮影

 「米国企業が製品をこれからも(華為技術=ファーウェイに)販売することを許可したい」

 6月末に大阪で開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議。閉幕後、記者会見したトランプ米大統領は中国通信機器大手、ファーウェイに対する禁輸措置について、こう答えた。

 トランプ氏はこの数時間前、中国の習近平国家主席と首脳会談を行い、新たな追加関税の発動を当面見合わせる「一時休戦」を表明したばかり。ファーウェイ問題の取り扱いは貿易戦争休戦と並ぶ米中間の焦点の一つだっただけに、大阪市内に設置されたメディアセンターで会見を見守っていた各国の記者は「ファーウェイ問題でも米中間で何らかの合意に達したのか」と色めき立った。

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赤間清広

毎日新聞経済部記者

 1974年、仙台市生まれ。宮城県の地元紙記者を経て2004年に毎日新聞社に入社。気仙沼通信部、仙台支局を経て06年から東京本社経済部。16年4月に中国総局(北京)特派員となり、20年秋に帰国。現在は霞が関を拠点に、面白い経済ニュースを発掘中。新著に「中国 異形のハイテク国家」(毎日新聞出版)