
NTTドコモは6月、新料金プランの「ギガホ」と「ギガライト」を導入した。端末の購入補助がつかなくなる代わりに、通信料金を下げたのが特徴だ。
吉沢和弘社長は「7月第1週目までの申し込み件数が301万件あった」と話す。旧料金プランを導入した際は1カ月間で500万件程度がプランを変更したため、それと比べるとペースは緩やかだ。
ただ、新料金プランを選ぶ場合、旧プランの端末購入補助の「月々サポート」が残ったままだと逆に損をしてしまう。そのため、移行のペースが緩やかなことも含め、おおむねドコモの計画どおりに推移しているようだ。
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石野純也
ケータイジャーナリスト
1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。