
A夫さん(65)は、60歳で大手企業を定年退職後、継続雇用で働いていました。65歳で継続雇用も終了となり、それを機にそれまで加入していた会社の団体保険(グループ保険)をやめました。団体保険は死亡保障1000万円コースで、年間保険料は約5万4000円でしたが、それが年約8万円に上がると言われたためです。A夫さんは今後、保険をどうすべきか悩んでいます。
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岩城みずほ
ファイナンシャルプランナー
CFP認定者、オフィスべネフィット代表、NPO法人「みんなのお金のアドバイザー協会(FIWA)」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、中立的な立場で顧客の利益を最大限にするコンサルティングを実践し、講演や執筆活動も行っている。著書に「人生にお金はいくら必要か」(共著、東洋経済新報社)、「やってはいけない!老後の資産運用」(ビジネス社)などがある。