人生に必要な「おカネの設計」

65歳独身男性「葬儀代300万円」の保険は必要?

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー
  • 文字
  • 印刷
 
 

 A夫さん(65)は、60歳で大手企業を定年退職後、継続雇用で働いていました。65歳で継続雇用も終了となり、それを機にそれまで加入していた会社の団体保険(グループ保険)をやめました。団体保険は死亡保障1000万円コースで、年間保険料は約5万4000円でしたが、それが年約8万円に上がると言われたためです。A夫さんは今後、保険をどうすべきか悩んでいます。

 団体保険は、企業の福利厚生の一環として、従業員が入れる団体扱いの生命保険や損害保険です。団体割引があるため保険料は一般の保険より割安で、通常は月給や賞与から天引きされます。退職後も継続して加入できるかどうかは商品次第で、会社に確認する必要があります。

 A夫さんは独身で、現在は借家住まいですが、ゆくゆくは古里の実家に移り住む予定です。退職後は保険料が割安な生命保険に入り直すつもりでしたが、持病があり契約できませんでした。ただ引き受け基準緩和型保険であれば加入できると言われました。

この記事は有料記事です。

残り1177文字(全文1595文字)

岩城みずほ

ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、オフィスべネフィット代表、NPO法人「みんなのお金のアドバイザー協会(FIWA)」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、中立的な立場で顧客の利益を最大限にするコンサルティングを実践し、講演や執筆活動も行っている。著書に「人生にお金はいくら必要か」(共著、東洋経済新報社)、「やってはいけない!老後の資産運用」(ビジネス社)などがある。