
あるテレビ局の女性アナウンサーは看板番組に出演して活躍していたが、芸能人とのスキャンダル事件を起こしてしまった。そのことで週刊誌にたたかれ、社内からも冷たい視線を浴びる日が続いた。だが、ある先輩女性アナウンサーだけは、そのスキャンダルがあった後も彼女に優しく接してくれたという。彼女は、周りは敵ばかりだが、その先輩だけは信頼して本音で話すことができると感じていた。
しかし結局、彼女は看板番組から下ろされてしまうことになった。その後、人づてに聞いた話が彼女を驚愕(きょうがく)させる。社内で彼女のことを一番悪く言っていたのは、誰あろう、その先輩だったというのだ。しかも、彼女が先輩に話していた内容が、かなり脚色されてプロデューサーたちに伝えられていた。
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