経済記者「一線リポート」

「アフラックだけ販売継続」日本郵便の不都合な真実

大久保渉・毎日新聞経済部記者
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記者会見で陳謝する(手前から)日本郵便・横山邦男社長、日本郵政・長門正貢社長、かんぽ生命保険・植平光彦社長=東京都内で7月31日、喜屋武真之介撮影
記者会見で陳謝する(手前から)日本郵便・横山邦男社長、日本郵政・長門正貢社長、かんぽ生命保険・植平光彦社長=東京都内で7月31日、喜屋武真之介撮影

 販売手数料を支払っている生保側が「販売を自粛してほしい」とお願いしているのに、手数料をもらっている郵便局側が「ダメです」と事実上突っぱねる――。日本郵便によるかんぽ生命保険の不正販売問題を巡り、こんな奇妙なやりとりが起きた。最終的に日本郵便はアフラック生命保険を除くすべての生命保険会社の委託販売の自粛を決めたが、なぜアフラックだけ販売を続けるのか。顧客保護の観点から大いに疑問が残る。

 日本郵便は7月14日、不正販売に関する問い合わせや相談への対応を優先させるため、グループ会社のかん…

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大久保渉

毎日新聞経済部記者

 1979年、ブラジル生まれ。2004年、京都大学総合人間学部卒、毎日新聞社入社。山形支局を経て09年から東京本社経済部。自動車などの民間企業、日銀、証券業界、金融庁、経済産業省、財務省を担当。15年から2年間は政治部で自民党などを担当した。19年5月から日銀、証券、金融庁を束ねる金融グループのキャップ。