私たち大学の就活支援担当者が驚く二つの問題があった。一つは、リクルートキャリアが、就活情報サイトの「リクナビ」の閲覧履歴などをもとに、就活生が内定をどれくらい辞退しそうか予測し、その情報を企業に売っていたという問題。結局、同社はこのサービスの廃止に追い込まれた。
これは驚くべき話だ。リクルートキャリアは「就活生を応援します。あなたの味方です」という顔をしながら、裏では就活生が不利になるような情報も、平気で企業に売っていたというのである。
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