サイバー攻撃の脅威

真冬のヨハネスブルク「25日の給料日」に何が起きた?

松原実穂子・NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト
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ヨハネスブルクの市街地(藻谷浩介撮影)
ヨハネスブルクの市街地(藻谷浩介撮影)

 日本では猛烈な暑さが続いているが、南半球では季節は冬だ。寒波に襲われた南アフリカ最大の都市ヨハネスブルクで7月、電力会社がサイバー攻撃を受け、停電する事態が発生した。その一部始終を報告する。

 ヨハネスブルクの7月の平均最低気温は0度、最高気温は18度である。7月24日の最低気温は9度で比較的暖かかったが、翌25日にはぐんと寒くなり、2度まで下がるとの予報が出されていた。

 ヨハネスブルク市内最大の電力会社「シティーパワー」は、急激な気温の低下で翌日の電力の需要が増えると…

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松原実穂子

NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト

早稲田大学卒業後、防衛省で9年間勤務。フルブライト奨学金により米ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院で修士号取得。その後、米シンクタンク、パシフィックフォーラムCSIS(現パシフィックフォーラム)研究員などを経て現職。国内外で政府、シンクタンクとの意見交換やブログ、カンファレンスを通じた情報発信と提言に取り組む。