ニッポン金融ウラの裏

運用の世界で起きた機関投資家の“ベクトル”の変化

浪川攻・金融ジャーナリスト
  • 文字
  • 印刷
ニューヨーク証券取引所
ニューヨーク証券取引所

 日本の主要な上場企業の経営者は、国内で決算発表を終えた直後に米国や欧州の投資家を訪問し、IR活動(情報発信)を行うのを常としてきた。ところが最近、海外IR活動のアポイントが簡単にとれない“異変”が起きている。

 この異変の背景に、グローバルな投資を行っている欧米の機関投資家の資産運用スタイルの変化があると国内の金融市場関係者は口々に指摘する。運用スタイルの変化とは、「アクティブ運用」から「パッシブ運用」へのシフトである。

この記事は有料記事です。

残り1288文字(全文1500文字)

   

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら

浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。