熊野英生の「けいざい新発見」

「人口減少で縮む経済」私たちは何をすべきか

熊野英生・第一生命経済研究所 首席エコノミスト
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日本の生産年齢人口はどんどん減っている
日本の生産年齢人口はどんどん減っている

 私たちは、長期的には日本の人口が大幅に減少すると知りつつも、将来の経済規模の縮小に、今はおびえることなく暮らしている。

 理由は、目下のところ実害をあまり感じないからだ。経済学者の中には「人口減と経済停滞の関係はない」という人も多いが、そうした理屈よりも、実害を人々があまり感じていないという説明の方が妥当だと思う。

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熊野英生

第一生命経済研究所 首席エコノミスト

1967年山口県生まれ。横浜国立大学経済学部卒業。90年、日本銀行入行。調査統計局などを経て、2000年、第一生命経済研究所入社。11年4月から現職。専門は金融政策、財政政策、金融市場、経済統計。