マンション・住宅最前線

超高層マンション林立「東京湾岸」は大地震に弱いか?

櫻井幸雄・住宅ジャーナリスト
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 9月1日は「防災の日」。1923(大正12)年に関東大震災が起きた日にちなんで制定された。9月は地震について考えることが多くなる。

 その地震に関して、高層マンションが立ち並ぶ東京都心の湾岸エリアに正反対の評価があることをご存じだろうか。

市街地大火が発生しにくい

 ひとつは「湾岸は危ない」という評価。大地震が来れば、津波に襲われ、広範囲で液状化が起きて、生活できなくなる。なにより、湾岸に林立する超高層マンションは停電でエレベーターが止まり、重大な支障が生じる、というものだ。

 一方で「湾岸こそ地震に強い」という評価もある。

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櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。