カリスマ転落

「誰が偽装?」日産・西川社長の報酬不正なお残るナゾ

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記者会見で自身の辞任について説明した日産自動車の西川広人社長=2019年9月9日、宮間俊樹撮影
記者会見で自身の辞任について説明した日産自動車の西川広人社長=2019年9月9日、宮間俊樹撮影

 西川(さいかわ)広人社長の辞任を決めた9月9日の日産自動車の取締役会では、カルロス・ゴーン前会長の逮捕・起訴で始まった一連の不正に関する社内調査結果が報告された。そこには西川社長が辞任する引き金となった、株価連動型報酬の件も含まれていた。日産は同日夜、調査結果の概要版を公表した。たった5ページの概要版に何が書かれていたか。

 株価連動型報酬は、取締役と執行役員を対象に、取締役会で「株価の値上がり益を受け取る権利」を付与するものだ。あらかじめ基準株価と、値上がり益を受け取る権利の行使が可能になる日を決めておく。その日以降、基準株価より値上がりしていれば、いつでも権利を行使して差額を利益として受け取ることができる。期限は最長10年だ。

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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