
関税引き上げの応酬が続く米中貿易戦争や英国の欧州連合(EU)離脱問題など、混沌(こんとん)とした世界経済の行方について、経済のブロック化に警鐘を鳴らす金子勝・立教大学特任教授に聞いた。金子氏は「10月が一つの転機になるかもしれない」と述べ、金融危機や景気後退が起きる可能性を示唆した。【聞き手は経済プレミア編集長・川口雅浩】
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川口雅浩
経済プレミア編集部
1964年生まれ。上智大ドイツ文学科卒。毎日新聞経済部で財務、経済産業、国土交通など中央官庁や日銀、金融業界、財界などを幅広く取材。共著に「破綻 北海道が凍てついた日々」(毎日新聞社)、「日本の技術は世界一」(新潮文庫)など。財政・金融のほか、原発や再生可能エネルギーなど環境エネルギー政策がライフワーク。19年5月から経済プレミア編集部。
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