マンション・住宅最前線

埼玉や千葉「3LDKでも3000万円以下」の損得は?

櫻井幸雄・住宅ジャーナリスト
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 高止まりする都心マンションに対して、低水準の価格を維持しているのが、郊外で駅から離れた場所に建設される新築マンション。埼玉県や千葉県では、駅から徒歩10~15分程度で「3LDKが2500万円台から」という物件がみつかる。

 この「2500万~3000万円の3LDK」が、現在の新築分譲マンションにおける最安価格水準といってよさそうだ。郊外でも、急行や快速が停車し、複数路線が利用できる駅、たとえば武蔵小杉や、横浜、浦和、西船橋といったターミナル駅であれば、駅徒歩5分以内の3LDKが6000万円、7000万円になってしまう。それに比べ「2500万~3000万円の3LDK」は割安感が大きい。

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櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。