
関西電力2度目の記者会見(2)
幹部が元助役から金品を受け取っていた問題をめぐる関西電力の2度目の記者会見で、八木誠会長、岩根茂樹社長が渡されていた金品の詳細と、元助役とのやりとりが明らかになった。
八木会長は、常務、副社長として原子力事業本部に在籍した2006年から10年にかけて商品券30万円、金貨(小)62枚、金貨(大)1枚、金杯7セット、スーツ仕立券2着分を受け取った。すべてを金額換算すると859万円にのぼった。
八木氏は、「受け取りを断ると『なぜ受け取れないのか』と本当に激高された」と説明。そして「これ以上拒否を申し出て、さらにお気持ちがたかぶると、原発事業に影響があるのではないかといったんお預かりした。後日、返却の申し出を続けた」という。
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