関西電力の闇

関電会長が仕立てた「50万円スーツ」元助役の贈り物

今沢真・経済プレミア編集部
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記者会見に臨む関西電力の八木誠会長(左)と岩根茂樹社長=大阪市福島区で2019年10月2日、平川義之撮影
記者会見に臨む関西電力の八木誠会長(左)と岩根茂樹社長=大阪市福島区で2019年10月2日、平川義之撮影

関西電力2度目の記者会見(2)

 幹部が元助役から金品を受け取っていた問題をめぐる関西電力の2度目の記者会見で、八木誠会長、岩根茂樹社長が渡されていた金品の詳細と、元助役とのやりとりが明らかになった。

 八木会長は、常務、副社長として原子力事業本部に在籍した2006年から10年にかけて商品券30万円、金貨(小)62枚、金貨(大)1枚、金杯7セット、スーツ仕立券2着分を受け取った。すべてを金額換算すると859万円にのぼった。

 八木氏は、「受け取りを断ると『なぜ受け取れないのか』と本当に激高された」と説明。そして「これ以上拒否を申し出て、さらにお気持ちがたかぶると、原発事業に影響があるのではないかといったんお預かりした。後日、返却の申し出を続けた」という。

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今沢真

経済プレミア編集部

1983年毎日新聞入社。89年経済部。日銀キャップ、財研キャップ、民間企業キャップを歴任。2013年論説委員。15年経済プレミア創刊編集長。19年から同編集部。16年に出版した「東芝 不正会計 底なしの闇」(毎日新聞出版)がビジネス部門ベストセラーに。ほかに「東芝 終わりなき危機」など。16~18年度城西大非常勤講師。