関西電力の闇

関電社長に「裏の世界との決別」求めた内部告発文書

川口雅浩・毎日新聞経済プレミア編集長
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記者会見する関西電力の八木誠会長(左)と岩根茂樹社長=大阪市福島区で10月2日、望月亮一撮影
記者会見する関西電力の八木誠会長(左)と岩根茂樹社長=大阪市福島区で10月2日、望月亮一撮影

 関西電力の幹部が福井県高浜町の元助役から金品を受け取っていた問題で、関電の岩根茂樹社長に今年3月以降、不正を内部告発する文書が送られていた。毎日新聞経済プレミア編集部が入手した告発文書は、原発をめぐる金が関電幹部に還流していたことを指摘し、岩根社長に「もみ消し工作」をせず、「裏の世界と決別する」よう求めていた。

 編集部が入手した文書は4通。いずれも日付が書かれていた。3月が1通、4月が2通、6月が1通だった。

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川口雅浩

毎日新聞経済プレミア編集長

1964年生まれ。上智大ドイツ文学科卒。毎日新聞経済部で財務、経済産業、国土交通など中央官庁や日銀、金融業界、財界などを幅広く取材。共著に「破綻 北海道が凍てついた日々」(毎日新聞社)、「日本の技術は世界一」(新潮文庫)など。財政・金融のほか、原発や再生可能エネルギーなど環境エネルギー政策がライフワーク。19年5月から経済プレミア編集部