カリスマ転落

「日産よりFCAとの統合に関心?」ルノー会長の思惑

編集部
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ルノーのジャンドミニク・スナール会長=横浜市西区の日産自動車グローバル本社で2019年3月12日、玉城達郎撮影
ルノーのジャンドミニク・スナール会長=横浜市西区の日産自動車グローバル本社で2019年3月12日、玉城達郎撮影

日産「集団指導体制」へ(4)

 内田誠・専務執行役員が日産自動車の次期社長に決まり、仏ルノーでもティエリー・ボロレ最高経営責任者(CEO)が解任された。新たな経営体制のもと両社の関係はこの先、どうなるのか。注目されるのは、ルノーの全権を掌握したジャンドミニク・スナール会長の動きだ。

フィアット・クライスラーとの交渉再開か

 スナール会長は現時点で、日産との経営統合を強引に進めるより、自動車大手、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)との統合交渉の再開に軸足を置いている、との見方がある。ルノーとFCAの経営統合は今春表面化し、白紙に戻されている。

 FCAは世界8位の自動車大手だ。2009年に経営破綻した米クライスラーを、伊フィアットが買収して誕…

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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