経済プレミア・トピックス

英国大使館員が台風と「突貫富士登山」で考えたこと

川口雅浩・毎日新聞経済プレミア編集長
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英国大使館に戻り、祝福を受けるデービッドさん(前列中央)とジェームズさん(同右)。同左はポール・マデン駐日英大使
英国大使館に戻り、祝福を受けるデービッドさん(前列中央)とジェームズさん(同右)。同左はポール・マデン駐日英大使

 在京の英国大使館員2人が地球温暖化防止を訴えるため、東京から自転車と徒歩で48時間以内に富士山に登り、帰京するチャリティーイベントを行った。あいにく台風の影響で富士山登頂はできなかったが、東京―富士山5合目の往復を自転車で走破した。賛同者からの寄付金は目標を上回り、日英で地球温暖化防止に取り組む環境NPO(非営利組織)に10月中に寄付する。

 チャリティーイベントを行ったのは、英国大使館でオリンピック・パラリンピックやラグビー・ワールドカップの関連事業に取り組むイベント統括部長のデービッド・ムルホーランドさん(33)と上席グローバルスポーツ担当官のジェームズ・カーターさん(32)。

 2人は関東地方を台風15号が通過した9月9日午前9時に東京都心の英国大使館を自転車で出発。東京都と神奈川県を抜け、山梨県の富士スバルラインの急坂をペダルをこいで登った。富士吉田市の富士山5合目に到着したのは、深夜の午後11時50分だった。

 デービットさんは「真っ暗な富士スバルラインを3時間…

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川口雅浩

毎日新聞経済プレミア編集長

1964年生まれ。上智大ドイツ文学科卒。毎日新聞経済部で財務、経済産業、国土交通など中央官庁や日銀、金融業界、財界などを幅広く取材。共著に「破綻 北海道が凍てついた日々」(毎日新聞社)、「日本の技術は世界一」(新潮文庫)など。財政・金融のほか、原発や再生可能エネルギーなど環境エネルギー政策がライフワーク。19年5月から経済プレミア編集部