けいざい多面鏡

ボーイング新鋭機「欠陥を事故前に認識?」米当局発表

今沢真・経済プレミア編集部
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ボーイング737MAX=2019年4月26日、AP
ボーイング737MAX=2019年4月26日、AP

 墜落事故が相次いだ米ボーイング社の新型旅客機「737MAX」の欠陥を、同社パイロットが事故前に認識していた可能性がある――。米連邦航空局(FAA)は10月18日、就航前の2016年にボーイング社のパイロットの間で交わされた記録の提出を受けたと発表した。同機は相次ぐ事故を受けて運航がストップしている。

 737MAXは燃費を大幅に向上させた17年就航の最新鋭機。18年10月にインドネシア、翌19年3月にエチオピアで、ともに離陸後に墜落事故を起こし、乗員乗客合わせて346人が死亡している。事故調査で、自動失速防止装置が誤作動を起こした疑いが判明した。

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今沢真

経済プレミア編集部

1983年毎日新聞入社。89年経済部。日銀キャップ、財研キャップ、民間企業キャップを歴任。2013年論説委員。15年経済プレミア創刊編集長。19年から同編集部。16年に出版した「東芝 不正会計 底なしの闇」(毎日新聞出版)がビジネス部門ベストセラーに。ほかに「東芝 終わりなき危機」など。16~18年度城西大非常勤講師。