
墜落事故が相次いだ米ボーイング社の新型旅客機「737MAX」の欠陥を、同社パイロットが事故前に認識していた可能性がある――。米連邦航空局(FAA)は10月18日、就航前の2016年にボーイング社のパイロットの間で交わされた記録の提出を受けたと発表した。同機は相次ぐ事故を受けて運航がストップしている。
737MAXは燃費を大幅に向上させた17年就航の最新鋭機。18年10月にインドネシア、翌19年3月にエチオピアで、ともに離陸後に墜落事故を起こし、乗員乗客合わせて346人が死亡している。事故調査で、自動失速防止装置が誤作動を起こした疑いが判明した。
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