人生100年時代のライフ&マネー

「75歳受給開始」なら年金水準“現役世代並み”

渡辺精一・経済プレミア編集部
  • 文字
  • 印刷
 
 

 人生100年時代が意識され、高齢になっても長く働く流れができつつある。では「65歳受給開始」を標準とする年金制度はどう変わるのか。年金財政検証は「オプション試算」として、高齢者の働きかたと年金制度との関わりについて整理した。

 財政検証は、二つのオプション試算の一つとして、高齢者の働きかたと年金制度について、四つのパターンで試算を行った。順にみていこう。

 パターン(1)は、基礎年金の保険料拠出期間について、現行の40年(20~60歳)を45年(20~65歳)に延長するものだ。高年齢者雇用安定法は企業に65歳までの雇用を義務付けており、保険料拠出もそれにそろえる考え方だ。

この記事は有料記事です。

残り1533文字(全文1821文字)

渡辺精一

経済プレミア編集部

1963年生まれ。一橋大学社会学部卒、86年毎日新聞社入社。大阪社会部・経済部、エコノミスト編集次長、川崎支局長などを経て、2014年から生活報道部で生活経済専門記者。18年4月から現職。ファイナンシャルプランナー資格(CFP認定者、1級FP技能士)も保有。