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「QR決済」伸びたペイペイと減ったLINEペイ何が違う?

石野純也・ケータイジャーナリスト
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ペイペイの利用回数は10月に急増
ペイペイの利用回数は10月に急増

 10月の消費増税とともに始まったキャッシュレス決済の際のポイント還元。消費者の負担軽減とともに、諸外国に比べて低いキャッシュレス決済の比率を上げるため、政府はポイント還元を行っている。

 対象となる中小店舗やコンビニなどでキャッシュレスで支払うと、5%もしくは2%の割引になるか、各サービスのポイントなどで還元される。キャッシュレス決済にはスイカのような非接触カードによる決済と、スマホでQRコードやバーコードを使う「コード決済」があるが、コード決済が大きく伸びていることが、各社の発表で明らかになった。

ペイペイ利用回数は倍増

 利用者数を大きく伸ばしたのは、ソフトバンク傘下の「ペイペイ」だ。10月にポイント還元が始まると月次の利用回数は倍増。9月の4200万回に対し、10月は8500万回に増えた。11月に入り、利用者数は1900万人を突破。大規模な還元キャンペーンやテレビCMが功を奏している。ソフトバンクの宮内謙社長は「利用が爆発的に伸び、独り勝ちの状況になりつつある」と自信をのぞかせた。

 ソフトバンクは、ペイペイを中心的なアプリと位置づけ…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。