
三菱航空機が開発している国産初のジェット旅客機「スペースジェット」(旧MRJ)で、また受注契約のキャンセルが出た。米国の地域航空会社トランス・ステーツ・ホールディングス(TSH)が、10月31日、100機の契約を取り消した。受注契約は407機から307機に減り、三菱航空機は一層厳しい状況に追い込まれている。
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平野純一
経済プレミア編集部
1962年生まれ。87年毎日新聞社入社。盛岡支局、サンデー毎日編集部、経済部、エコノミスト編集部などを経て2016年から現職。金融、為替、証券、マクロ経済などを中心に取材。