日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告(65)が逮捕されて11月19日で1年になる。弁護団の弘中惇一郎弁護士は11日、日本外国特派員協会(東京都千代田区)で記者会見し、裁判での被告側の主張を説明した。弘中氏は「逮捕、起訴自体が違法。ただちに裁判を打ち切って、ゴーンさんを解放すべきだ」と検察と全面対決する姿勢を見せた。
弘中氏は事件の構図について「ゴーンさんを追い出すために日産がたくらみ、検察が協力した極めて不当なものだ」と主張した。そして「日産(の経営陣)はゴーンさんを追い出すために『何か不正はないか』と調査チームを作り、逮捕できそうな材料を探した。犯罪があったから検察が動いたものではない」と強く非難した。
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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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