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ロンドンから帰国した「浦島太郎」が見たニッポン

三沢耕平・毎日新聞経済部副部長(元ロンドン特派員)
米配車サービス大手ウーバーは若者らに人気。スマホを使い、ロンドン名物の黒塗りタクシーより割安に移動できる=ロンドン市内で三沢耕平撮影
米配車サービス大手ウーバーは若者らに人気。スマホを使い、ロンドン名物の黒塗りタクシーより割安に移動できる=ロンドン市内で三沢耕平撮影

 欧州特派員として3年間を過ごしたロンドンの生活を終え、日本に帰国した。海外旅行はおろか、一人で飛行機に乗ったことすらない、およそ特派員にふさわしくなかった私にとって、異国の地で取材することは「冒険」そのものだった。3年間、一時帰国もしなかったこともあり、かつては当たり前だった日本の日常が新鮮に感じる。「浦島太郎」になった気分で日本について考えた。

 9月30日午後、羽田空港。ヒースロー空港から約12時間のフライトを終え、真っ先に考えたのは「何を食べるか」。日本そば、すし、天ぷら、うなぎ……。「本物の日本食」を求め、老舗の飲食店がひしめく東京・浅草に向かった。

日本のすしと銭湯は次元が…

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毎日新聞経済部副部長(元ロンドン特派員)

1998年入社。松本、甲府支局を経て2004年から経済部で財務省、日銀などを取材。政治部にも在籍し、首相官邸、自民党などを担当した。16年から欧州総局(ロンドン支局)。20年4月から経済部デスク。特集「見えない予算」「再考エネルギー」などを担当。