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マンションの地震保険「共用部分は未加入」の落とし穴

渡辺精一・経済プレミア編集部
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東日本大震災で、海水に覆われたマンションの屋上で救助を待つ人たち=宮城県南三陸町で2011年3月12日午後4時28分、本社機から貝塚太一撮影
東日本大震災で、海水に覆われたマンションの屋上で救助を待つ人たち=宮城県南三陸町で2011年3月12日午後4時28分、本社機から貝塚太一撮影

災害多発時代の保険(5)

 地震保険の加入率は高まっているものの、マンションでは落とし穴がある。住民(区分所有者)が自分の住戸の地震保険に加入していても、建物の主要構造部など「共用部分」は未加入というケースが少なくないことだ。

専有部分・共用部分は別々に加入

 分譲マンションは、区分所有者が持つ「専有部分」とそれ以外の「共用部分」からなる。共用部分は、主要構造部、エントランス、共用廊下・階段、エレベーター――などで、共有財産として管理組合が管理する。

 火災保険やそれにセット(付帯)する地震保険は、専有部分は区分所有者が、共用部分は管理組合がそれぞれ…

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渡辺精一

経済プレミア編集部

1963年生まれ。一橋大学社会学部卒、86年毎日新聞社入社。大阪社会部・経済部、エコノミスト編集次長、川崎支局長などを経て、2014年から生活報道部で生活経済専門記者。18年4月から現職。ファイナンシャルプランナー資格(CFP認定者、1級FP技能士)も保有。