シニア市場の正体

「老眼鏡→シニアグラス」高齢女性の心つかむ“魔法”

梅津順江・株式会社ハルメク 生きかた上手研究所所長
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 「人生100年時代」が、日本の超高齢化社会を表す言葉として定着しています。実際、平均寿命も年々延びています。そうした中、シニア世代の女性の間でヒットする商品やサービスに変化が見られます。キーワードは「美しさと気持ちの若さ」です。

気持ちは若くとも体は衰える

 2018年の日本の平均寿命は女性87.32歳、男性81.25歳で、過去最高を更新しました(19年7月30日、厚生労働省)。人生の尺度が変わり、特に現在のシニア女性たちは、前の世代の人たちと比べて、外見の美しさや気持ちの若さを大切にしています。

 「ハルメク 生きかた上手研究所」に所属する私は、頻繁に50~70代の女性に会いますが、キラキラと輝…

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梅津順江

株式会社ハルメク 生きかた上手研究所所長

大阪府生まれ。杏林大学社会心理学部卒業後、ジュジュ化粧品(現・小林製薬)入社。ジャパン・マーケティング・エージェンシーを経て、2016年3月から現職。主に50歳以上のシニア女性を対象にインタビューや取材、ワークショップを行っている。著書に、「この1冊ですべてわかる 心理マーケティングの基本」(日本実業出版社)などがある。