辻野晃一郎の「世界と闘え」

ガラパゴス統合!?「ヤフー・LINE連合」のGAFA逆転策は

辻野晃一郎・アレックス株式会社代表取締役社長兼CEO
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経営統合について、記者会見するZホールディングスの川辺健太郎社長(左)とLINEの出沢剛社長=東京都港区で2019年11月18日、吉田航太撮影
経営統合について、記者会見するZホールディングスの川辺健太郎社長(左)とLINEの出沢剛社長=東京都港区で2019年11月18日、吉田航太撮影

 国内IT大手のヤフー(Zホールディングス=HD)とLINEが来年10月までに経営統合すると11月18日に発表した。両社の会見によると、米IT大手4社のGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・コム)を強く意識したアクションのようだ。成功の鍵は、両社が、ZHDを傘下に収めるソフトバンクグループ(SBG)の全体戦略の中で新たなグローバルエコシステムを生み出す「実行部隊」として推進力を発揮できるかどうかだ。

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辻野晃一郎

アレックス株式会社代表取締役社長兼CEO

1957年福岡県生まれ。84年、慶応義塾大学大学院工学研究科を修了し、ソニー入社。VAIOなどの事業責任者、カンパニープレジデントを歴任。2007年、グーグルに入社し、その後、グーグル日本法人代表取締役社長に就任。10年4月にグーグルを退社し、アレックス株式会社を創業。著書に「グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた」(新潮社)、「リーダーになる勇気」(日本実業出版社)、「『出る杭』は伸ばせ! なぜ日本からグーグルは生まれないのか?」(文芸春秋)などがある。