経済プレミア・トピックス

“まず~い”から“うまい”へ「キューサイ青汁」の今

川村彰・経済プレミア編集部
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キューサイが期間限定でオープンした「ケールカフェ」で提供されたメニュー=2018年
キューサイが期間限定でオープンした「ケールカフェ」で提供されたメニュー=2018年

 青汁で知られる健康食品会社のキューサイ(本社、福岡市)が、看板商品の「ケール青汁」を「ザ・ケール」に変更する。神戸聡社長は2019年10月の記者会見で「『青汁』のイメージからの脱却が必要」と説明したが、1982年に発売され、30年以上も会社の看板だった「青汁」の名を抜くことに迷いはないのか。神戸社長に決断の真意を聞いた。

 神戸社長は2015年、化粧品会社から転職し、執行役員としてキューサイに入社した。すでに青汁以外の健康食品やフェースケア商品が主力になっていた時期だ。青汁の売り上げは会社全体の2割に満たなかったが、神戸社長も入社のオファーを受ける前は「青汁の会社」だと思っていた。

 「キューサイは、青汁の原料であるケールを島根県にある自社グループの農場でつくっていて、無農薬で葉につく虫は手作業で取っています。品質へのこだわりがすごく高いと思った半面、このことが世の中に全く知られていないと感じました」

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川村彰

経済プレミア編集部

1974年静岡県生まれ。広告記事等のフリーライターを経て、2015年4月、毎日新聞デジタルメディア局に配属。