経済プレミア・トピックス

巨大製造業も下請け化?「サーキュラー経済」って何だ

渡辺精一・経済プレミア編集部
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 限りある資源を最大限活用し、資源循環と経済成長の両立を目指す「サーキュラーエコノミー(循環経済=CE)」が注目される。単なる環境対策にとどまらず、経済の枠組みを一変させる力を秘め、世界では「CEで稼ぐ」ビジネスが進行中だ。日本企業はどう対応していくのか。

 従来の経済は「原料→製品化→使用→廃棄」の直線型。これに対し、CEは、資源・製品を最大限活用し、再利用して循環させることで、効率的な「円(サークル)型」を目指す。

 発信源は欧州。欧州連合(EU)は2015年、CE政策を公表し、30年までに200万人の雇用と6000億ユーロ(約79兆円)の価値を生む、とした。

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渡辺精一

経済プレミア編集部

1963年生まれ。一橋大学社会学部卒、86年毎日新聞社入社。大阪社会部・経済部、エコノミスト編集次長、川崎支局長などを経て、2014年から生活報道部で生活経済専門記者。18年4月から現職。ファイナンシャルプランナー資格(CFP認定者、1級FP技能士)も保有。