人生100年時代のライフ&マネー

ネット証券「手数料ゼロ化」投資初心者はどうする?

渡辺精一・経済プレミア編集部
  • 文字
  • 印刷
 
 

 「老後資金が2000万円不足する」という金融庁報告書をきっかけに、特に若い世代で長期投資への関心が高まっている。そうしたなか、ネット証券は「手数料ゼロ化」に向けた大競争時代に突入し、国の投資優遇措置である少額投資非課税制度(NISA)や個人型確定拠出年金(イデコ)も新たな枠組みに移るなど、投資をとりまく環境も変わりつつある。どうみればいいか。これから投資を始めたいという人の目線で考える。

 「3カ年計画で手数料完全無料化を目指す」。ネット証券最大手SBI証券を抱えるSBIホールディングスの北尾吉孝最高経営責任者は2019年10月の決算説明会でこうぶち上げた。

 「日本版ビッグバン」で株式の売買手数料が完全自由化されたのは1999年10月。その後20年間、ネット証券は激しい手数料引き下げ競争を繰り広げ、個人投資家を取り込んできた。東京…

この記事は有料記事です。

残り1388文字(全文1758文字)

渡辺精一

経済プレミア編集部

1963年生まれ。一橋大学社会学部卒、86年毎日新聞社入社。大阪社会部・経済部、エコノミスト編集次長、川崎支局長などを経て、2014年から生活報道部で生活経済専門記者。18年4月から現職。ファイナンシャルプランナー資格(CFP認定者、1級FP技能士)も保有。