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出遅れ組「auポイントとポンタ」統合で巻き返せるか

石野純也・ケータイジャーナリスト
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auウォレットポイントとポンタを統合
auウォレットポイントとポンタを統合

 KDDI(au)とローソンが、スマートフォン決済とポイント事業で業務提携した。ローソンなどが手がける共通ポイント「ポンタ」はロイヤリティマーケティング(LM社)が運営するが、LM社の株式は三菱商事(筆頭株主)が42.37%を持ち、KDDIはその20%を譲り受け出資する。提携の狙いは、ポイント制度を一新して、決済サービスの利用を促進するところにある。2020年5月をめどに、auのポイントシステムはポンタに統合される予定だ。

 KDDIは「auウォレットポイント」と呼ばれる独自のポイント制度を運用している。auの携帯電話利用料1000円に対して10ポイントつく仕組み。さらには、あらかじめ残高をチャージする「auウォレットプリペイドカード」や、クレジットカードの「auウォレット」、QRコード決済の「auペイ」を利用した際にもポイントがつく。

 たまったポイントは、auウォレットプリペイドカードにチャージして、街中のお店やネットで決済したり、同社が運営する通販サイトでの買い物に使えたりする。

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。