カリスマ転落

ゴーン前会長の「イエスマン」が北米で何をしていたか

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カルロス・ゴーン日産自動車前会長=2019年6月24日、喜屋武真之介撮影
カルロス・ゴーン日産自動車前会長=2019年6月24日、喜屋武真之介撮影

 日産自動車の米国での車販売の落ち込みは大きい。元北米日産副社長の法木秀雄さんは、著書「『名経営者』はどこで間違ったのか」で「カルロス・ゴーン前会長のイエスマンが北米市場を荒らしてしまった」と断罪している。インタビューの第2回をお届けする。【聞き手は経済プレミア編集部、今沢真】

 ――著書で、2014年から米国事業のトップを務めていたホセ・ムニョス氏の販売政策の問題点を指摘していますね。

 ◆法木秀雄さん ムニョス氏はメキシコ日産社長から米国に呼ばれました。「ゴーンの忠実な体現者」といわれた人です。ゴーン氏に「北米でこれだけ売れ」と言われると、万難を排してやろうとした。販売目標を達成できる販売代理店への報奨金(インセンティブ)を徹底的に厚くしたんです。

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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