人生に必要な「おカネの設計」 フォロー

30代共働き夫婦が年始に始める「貯蓄生活」

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー
 
 

 世帯の年収が約900万円(手取り約700万円)で共働きの会社員、A也さん(33)とB恵さん(32)夫妻は、昨年末に1年間の家計を振り返りました(前回参照)。臨時支出の予算を守れなかったために目標としていた必要貯蓄額もためられなかった反省から、この1年の家計をどう管理するかを相談に来ました。今回は計画を立てるポイントをお伝えします。

この記事は有料記事です。

残り1341文字(全文1508文字)

ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、社会保険労務士、MZ Benefit Consulting 代表取締役、オフィスベネフィット代表、NPO法人「みんなのお金のアドバイザー協会」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、顧客本位の独立系アドバイザーとして、家計相談、執筆、講演などを行っている。著書に「結局、2000万円問題ってどうなったんですか?」(サンマーク出版)など多数。