人生に必要な「おカネの設計」

30代共働き夫婦が年始に始める「貯蓄生活」

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー
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 世帯の年収が約900万円(手取り約700万円)で共働きの会社員、A也さん(33)とB恵さん(32)夫妻は、昨年末に1年間の家計を振り返りました(前回参照)。臨時支出の予算を守れなかったために目標としていた必要貯蓄額もためられなかった反省から、この1年の家計をどう管理するかを相談に来ました。今回は計画を立てるポイントをお伝えします。

 A也さん夫妻には、改めて「人生設計の基本公式」(本欄2018年5月24日掲載記事を参照)を使って今年の必要貯蓄率を計算しました。A也さん夫妻は現在、賃貸マンション住まいですが、子供を1人持ち、いずれはマイホームを建てることを希望しています。

 A也さん夫妻の手取り年収は、昨年と同じ約700万円としました。現在貯蓄額は600万円です。2人は子供を希望しているので、子供ができた場合に増える支出や教育費、そしてマイホーム購入の頭金をためていく必要があります。貯蓄額の設定は、中長期的なライフプランを考えることが大切です。

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岩城みずほ

ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、オフィスべネフィット代表、NPO法人「みんなのお金のアドバイザー協会(FIWA)」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、中立的な立場で顧客の利益を最大限にするコンサルティングを実践し、講演や執筆活動も行っている。著書に「人生にお金はいくら必要か」(共著、東洋経済新報社)、「やってはいけない!老後の資産運用」(ビジネス社)などがある。