経済プレミアインタビュー

河野龍太郎氏「米国は金融バブルで雇用を維持する」

平野純一・経済プレミア編集部
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河野龍太郎さん
河野龍太郎さん

 2019年は米中貿易戦争が世界経済の成長の重しとなるのではと心配された。20年も引き続き世界経済に影響を及ぼすのか。大統領選を迎える米国経済の行方は? BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストに聞いた。【聞き手は経済プレミア編集部、平野純一】

 --世界経済はいまどのような状態にあるのでしょうか。

 ◆河野龍太郎さん 2019年の世界経済の特徴的な出来事は、米中貿易戦争が厳しさを増したこと、もう一つは、米国のFRB(米連邦準備制度理事会)が“予防的”に3回の利下げを行ったことだと思います。まず米中貿易戦争ですが、結果としてみれば、世界経済を大きく揺るがす事態にはなりませんでした。

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平野純一

経済プレミア編集部

1962年生まれ。87年毎日新聞社入社。盛岡支局、サンデー毎日編集部、経済部、エコノミスト編集部などを経て2016年から現職。金融、為替、証券、マクロ経済などを中心に取材。