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auとソフトバンク「機種変プラン」二転三転の理由

石野純也・ケータイジャーナリスト
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 auとソフトバンクの「アップグレードプログラム」が二転三転している。アップグレードプログラムとは、スマホ端末の買い替えを促進するための仕組みのこと。現在、auが「アップグレードプログラムNX」、ソフトバンクが「トクするサポート」を提供している。

 利用中のスマホを途中で事業者に返却して、新しい機種にすることで、auは36回払いのうち12回、ソフトバンクは48回払いのうち24回の支払いが免除される。

 auとソフトバンクは、昨年から内容や名称を相次いで変更している。auは2019年10月に他社の契約者も対象に含めた「アップグレードプログラムDX」を始めたが、1カ月後の11月には現行の「アップグレードプログラムNX」に改定。アップグレードによる免除額も48回払いで24回免除から、36回払いで12回免除に変更した。

 背景には、19年10月に電気通信事業法が改正され、端末の購入補助が2万円までに制限されたことや、総務省や消費者庁から消費者の囲い込みや内容の表示に問題があるなどと指摘されたことがある。

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。