
2020年からの長期投資(2)
若い世代を中心に資産形成への関心が高まるなか「インデックス投資信託」が注目されている。株式・債券など市場の動きを示すインデックス(指数)への連動を目指す投信。「長期・積み立て・分散」投資と相性が良く、それを後押しする少額投資非課税制度「つみたてNISA」など公的な支援が整ってきたことが背景にある。もともと低水準にある運用手数料が、競争激化からさらに引き下げられていることも追い風だ。
「長期・積み立て・分散」と好相性
投信は、投資家から預かったお金をまとめ、専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品。運用方針により、インデックス型とアクティブ型に分かれる。インデックス型は、日本株ならTOPIX(東証株価指数)などの指数に連動することを目指す。一方、アク…
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