海外特派員リポート

EU離脱でもNTTやグーグルがロンドンを重視する理由

横山三加子・毎日新聞欧州総局特派員(ロンドン)
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再開発エリアで進むグーグルの新社屋建設の現場=英国ロンドンで2019年12月29日、横山三加子撮影
再開発エリアで進むグーグルの新社屋建設の現場=英国ロンドンで2019年12月29日、横山三加子撮影

 NTTが2019年7月、傘下各社の海外事業を統合し、海外事業の統括会社「NTTリミテッド」を英ロンドンに設立した。海外事業を新たな収益源として、てこ入れするためだ。今後、アジアなど成長市場で事業を拡大するとともに、データセンター事業とITシステムの運用・保守事業などを組み合わせて顧客のすそ野を広げるという。

 しかし、英国が欧州連合(EU)から離脱する先行き不透明感が拭えない中で、なぜNTTはロンドンなのか。その理由が知りたくて、NTTリミテッドの最高経営責任者(CEO)、ジェイソン・グッドール氏を直撃した。

 するとグッドール氏は利便性の高い航空網や、ア…

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横山三加子

毎日新聞欧州総局特派員(ロンドン)

1981年、埼玉県生まれ。法政大学社会学部卒。2004年、毎日新聞社に入社。岡山支局、大阪本社経済部を経て13年から東京本社経済部。電機・通信業界、経済産業省や財務省、財界などを担当。19年10月から現職。