経済記者「一線リポート」

中東初ドバイ万博で次期ホスト国・日本が見せるもの

土屋渓・毎日新聞経済部記者
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ドバイ万博の日本館完成図
ドバイ万博の日本館完成図

 2020年10月から、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで万博が始まる。5年に1度の大規模博覧会としては、中東・アフリカ地域で初めての開催となる。

 米国とイランの対立で中東情勢は年明け早々、緊迫の度合いを強めているが、ドバイは欧米やアジアの企業が進出する国際金融都市。イランとも友好関係にあり、政情は安定している。次の25年には大阪・関西万博が控えており、次期ホスト国として日本もドバイ万博への参加に力を入れている。

 ドバイ万博は10月20日から21年4月10日まで。21年に迎えるUAEの建国50年を記念して開催される。既に192カ国が参加を表明しており、会場面積は438ヘクタールで過去最大規模となる。会場はドバイ市街地から地下鉄で約30分。UAEの首都アブダビとドバイ市街地の中間に位置する。期間中、約2500万人の入場者を見込む。

 現地では建設が急ピッチで進んでおり、万博のシンボルとなるU…

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土屋渓

毎日新聞経済部記者

 1977年、ドバイ生まれ。2002年早稲田大法学部卒、毎日新聞社入社。水戸支局、東京本社学芸部などを経て14年から経済部。証券業界、日銀を担当。16~17年は大阪本社経済部で電機メーカーなどを取材。18年に東京経済部に戻り、19年5月から通商問題や国内産業、エネルギー、農業などの関係省庁を束ねる経済産業グループのキャップ。