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身近になったコツコツ投資「低リスク」は思い込み

渡辺精一・経済プレミア編集部
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 若い世代を中心に「コツコツ投資」に取り組む動きが出てきた。株式などの市場平均並みの収益を目指す「インデックス投資信託」を長期で積み立てる手法。だが、この流れが定着するかどうかは、今後の焦点になってくるだろう。

 コツコツ投資が浸透してきたのは、投信積立を後押しする制度が広がり、初心者でも投資に踏み出しやすくなったことが大きい。

 株式や投信の運用益を非課税にする少額投資非課税制度(NISA)が2014年に始まり、18年には積み立て専用の「つみたてNISA」がスタートした。

 つみたてNISAは金融庁が対象商品を長期投資に向く投信約170本に絞ったのが特徴だ。購入時手数料が無料で、運用中に負担する信託報酬率が低い低コスト投信限定で、多くはインデックス型。投資初心者でも商品を選びやすくなった。

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渡辺精一

経済プレミア編集部

1963年生まれ。一橋大学社会学部卒、86年毎日新聞社入社。大阪社会部・経済部、エコノミスト編集次長、川崎支局長などを経て、2014年から生活報道部で生活経済専門記者。18年4月から現職。ファイナンシャルプランナー資格(CFP認定者、1級FP技能士)も保有。