キャリアセンター ここだけの話!?

就活早期化あおる情報過多「3年生よ!焦る必要なし」

都内・某共学大進路指導担当
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 年が明け2020年を迎えた。例年に比べてこの年末年始は、私たち大学の就活支援担当者にとっては「静か」だったように思う。

 一番の理由は、売り手市場のおかげで20年3月卒業予定の現4年生の大半が就職活動を無事終了し、冬休みに電話やメールで相談を受けるケースがほとんどなかったからだ。しかし、これは「嵐の前の静けさ」だったのではないか。「嵐」というのは、21年3月卒予定者(現3年生)の就活の本格スタートのことである。

 学生の就活は、企業にとっては選考と採用。企業の多くは1月6日の月曜日が仕事始めで、採用担当者もこの日から業務を開始していたと思われるが、年始早々の業務の中には3年生との“接触”も含まれ、非公式な会社説明会などもあったようだ。

 「嵐の前の静けさ」と書いたが、嵐とまではいかないものの、少し「強めの風」はすでに昨年秋ごろから吹いている。インターネットに流れる就活情報をチェックしていたところ、「21年卒の就職・採用活動のスケジュールには『表』と『裏』があるので気を付けるように」という内容の記事をみつけた。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。