クルマ最新事情

トヨタ社長肝いり「GRヤリス」はスバルWRX超えた?

川口雅浩・毎日新聞経済プレミア編集長
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トヨタが発表したGRヤリスの特別仕様車=千葉市の幕張メッセで2020年1月11日、川口雅浩撮影
トヨタが発表したGRヤリスの特別仕様車=千葉市の幕張メッセで2020年1月11日、川口雅浩撮影

 トヨタ自動車が豊田章男社長肝いりの高性能スポーツカー「GRヤリス」を開発し、2020年1月10日から受注を始めた。世界ラリー選手権(WRC)参戦のノウハウを注ぎ込んだこのクルマのライバルは、日本を代表するスポーツカーのひとつ「SUBARU(スバル)WRX」という。クルマ好きにとっては、久しぶりに気になる本格スポーツカーの登場だ。

 トヨタは1月10日、千葉市の幕張メッセで開かれた自動車のイベント「東京オートサロン」でGRヤリスを世界で初めて公開し、「第1弾モデル」の予約を6月30日まで受け付けると発表した。出足は好調で、「本当にすごい反響。(初日の10日だけで)既に数百台の受注があった」(トヨタの友山茂樹副社長)という。

 ヤリスはトヨタの小型車で、これまで国内では「ヴィッツ」と呼ばれてきた。トヨタは2月発売の新型から、ヴィッツを海外と同じヤリスの名称に統一する。GRヤリスは新型ヤリスの本格的なスポーツモ…

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川口雅浩

毎日新聞経済プレミア編集長

1964年生まれ。上智大ドイツ文学科卒。毎日新聞経済部で財務、経済産業、国土交通など中央官庁や日銀、金融業界、財界などを幅広く取材。共著に「破綻 北海道が凍てついた日々」(毎日新聞社)、「日本の技術は世界一」(新潮文庫)など。財政・金融のほか、原発や再生可能エネルギーなど環境エネルギー政策がライフワーク。19年5月から経済プレミア編集部