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東大発ベンチャーが開発「AIチップ」何がスゴイのか

エコノミスト編集部
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プリファードネットワークスのシニアエンジニアの名村健氏(左)と執行役員の土井裕介氏
プリファードネットワークスのシニアエンジニアの名村健氏(左)と執行役員の土井裕介氏

 トヨタ自動車が約115億円を出資する東大発のAI(人工知能)開発ベンチャー、プリファードネットワークス(東京都千代田区)が、深層学習用のAIチップを自社開発した。狙いはどこにあるのか。週刊エコノミスト2月4日号の巻頭特集「AIチップで沸騰!半導体」より、シニアエンジニアの名村健氏、執行役員の土井裕介氏へのインタビューをお届けする。【聞き手・エコノミスト編集部=岡田英、浜田健太郎】

 --深層学習用AIチップ「MN-Core(エムエヌ・コア)」を2018年に開発し、今春にはこれを搭載した自前のスーパーコンピューター「MN-3」も稼働する。

 ◆名村健さん 深層学習の特徴である行列演算に特化することで回路規模を小さくし、電力性能を高めた。単純比較は難しいが、消費電力当たりの計算性能は米エヌビディアの学習用の最新GPU(画像処理半導体)の約3倍。学習にかかる時間の短縮につながる。

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エコノミスト編集部

藤枝克治編集長率いる経済分野を中心として取材、編集するチーム。経済だけでなく社会、外交も含め幅広く取材する記者の集団であり、各界の専門家にコラムや情報提供を依頼する編集者の集団でもある。