職場のストレス・マネジメント術

同僚はみなSサイズの制服「無理なダイエット」の結末

舟木彩乃・心理カウンセラー
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 今回は制服のサイズが理由でダイエットに苦しんだ入社1年目の社員の事例をお話します。

 副田さん(仮名、女性20代前半)は、大手化粧品メーカーの支店で販売部に所属し、主に接客の仕事をしています。接客担当は8人、全員が女性で、専用の制服着用が義務づけられていました。この化粧品メーカーの制服は社内外問わず人気で、副田さんも入社前からこの制服を着ることを楽しみにしていました。

 入社後、副田さんが注文していたSサイズの制服を着てみると、袖やウエスト部分に圧迫感があり、キツイ感じがしました。副田さんは身長158センチ、体重50キロで、BMIは20なので普通体重(正常値は18.5~25)です。

 副田さんがSサイズを注文したのは、教育担当であるA先輩から、制服は一般的なサイズよりも少し大きめに作られていること、販売部は皆が似たような体形で全員がSサイズを着用していることなどの説明を受けたからでした。

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舟木彩乃

心理カウンセラー

 筑波大学大学院修士課程修了。カウンセラーとして8000人以上、コンサルタントとして100社を超える企業の相談に対応。一般企業の人事部などを経て、現在筑波大学大学院ヒューマン・ケア科学専攻(3年制博士課程/ストレス・マネジメント領域)に在籍。国家資格として精神保健福祉士、第1種衛生管理者、キャリアコンサルタントなど保有。著書に「『首尾一貫感覚』で心を強くする」(小学館新書)。