クルマ最新事情

ホンダ新型フィット「同じHVでもトヨタとここが違う」

川口雅浩・毎日新聞経済プレミア編集長
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ホンダが発売した4代目フィット。最大のライバルはトヨタヤリスだ=東京都港区のホンダ本社で2020年2月12日、川口雅浩撮影
ホンダが発売した4代目フィット。最大のライバルはトヨタヤリスだ=東京都港区のホンダ本社で2020年2月12日、川口雅浩撮影

 ホンダが2020年2月14日、4代目となる新型「FIT(フィット)」を発売した。軽自動車より一回り大きく、コンパクトカーと呼ばれるこのクラスの小型車は、トヨタ自動車が2月10日に新型「ヤリス」(旧名ヴィッツ)を発売したばかり。ライバル同士が同時期に新型となるのは珍しく、両車がガチンコ勝負となるのは間違いない。

 4代目フィットは全長3995ミリ、全幅1695ミリで、エンジンの排気量は1.3リッターと1.5リッター。トヨタヤリスは全長3940ミリ、全幅1695ミリ、排気量1.0リッターと1.5リッターで、ほぼ互角。両車とも1.5リッターにハイブリッド仕様がある点も共通している。

最大のライバルはトヨタヤリス

 「(最大のライバルは)トヨタのヤリスかなと思う。ただ、お客様はこの両車で悩むことはないのではないか。クルマのコンセプトや狙っているものが、私は違うと思っている」

 ホンダのエンジニアで新型フィットの開発責任者…

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川口雅浩

毎日新聞経済プレミア編集長

1964年生まれ。上智大ドイツ文学科卒。毎日新聞経済部で財務、経済産業、国土交通など中央官庁や日銀、金融業界、財界などを幅広く取材。共著に「破綻 北海道が凍てついた日々」(毎日新聞社)、「日本の技術は世界一」(新潮文庫)など。財政・金融のほか、原発や再生可能エネルギーなど環境エネルギー政策がライフワーク。19年5月から経済プレミア編集部